Loot(for Adventurers)とは?ただのテキストNFTを徹底解説!

NFTアート

Loot(for Adventure)について詳しく知りたいとは思いませんか?

多くの美しいイラストのNFTがマーケットプレイスに存在する中、ただのテキストが高値で取引されているんです。

今回はそんなテキストだけのNFT、Loot(for Adventure)がどんなプロジェクトなのかを解説します。

ほかのNFTプロジェクトとは一線を画すアイデアのプロジェクトなので、みなさんも気に入るかもしれませんよ?

Loot(for Adventure)とは

OpenSeaより引用

Loot(for Adventure)はBliymapやSupdriveなどの有名なNFTプロジェクトを主導したDom Hofman氏が制作したテキストベースのNFTプロジェクトです。

2021年に8000個の上の写真で示すようなテキストのNFTが先着順で無料でNFTをミントできたようです。

現在その8000個のNFTの最低価格は2.6ETH(130万円)となっており、今までの取引高は360億円と大規模なNFTプロジェクトとなっています。

しかしOpenSeaでNFTをのぞいたことがある人ならその異様さに気づくでしょう。

テキストベースとは?なんでこんなものに130万円以上の価値をみんなは見出しているのかと疑問に思いますよね。

クリプトパンクスやBAYCなど一応アート的な価値の見出し方があるのは理解できますが、これはマジで私にも作れるような文字の羅列ですよ。

bag#5642
武器ファルシオン
怒りのローブ
華やかなヘルム
輝くシルクのサッシュ
怒りのシルクのスリッパ
リネンの手袋
ペンダント
指輪ブロンズの指輪

このテキストから読み取れるものとしては、まずNFTの名前がバッグ:かばんです。

そして装備武器や体の各部位の防具、アクセサリーが書かれていますよね。

なるほど、「RPGのようにこれらの装備で冒険でもするようなプロジェクトが計画されているのでは?」と思いませんか?

仮想空間が運営によって現在作られていて、このNFTを持っていると装備が支給されて目くるめく大冒険をメタバース内で楽しめる、そういう計画がなされているのかと思いますよね?

実はそうではないんです。。。

Loot(for Adventure)は本当にただのテキスト

このNFTの開発者は何の計画もしていません。本当にただの武器や装備を羅列したテキストNFTなんです。

開発者のホフマン氏は多くの人が解釈しやすいように意図的にイラストなどを省いたといっているようです。

メッセージは「設定資料的なテキストを用意したからあとはみんなで色々作っていってね」という、いわば丸投げNFTプロジェクトなんです!

多くのNFTプロジェクトはNFTを所持していたら何かしらの特典があったりするものです。

多くのNFTプロジェクトの例
  • メインのNFTの所持者に運営から新たなNFTがエアドロップされる(BAYCなど)
  • 複数のNFTの所持者がそれらを掛け合わせて新たなNFTをMintできる(クリプトキティーズなど)

しかしLootに至っては何もありません。

なんせこれはただのテキストで、これからこのプロジェクトがどう発展していくかはコレクターにゆだねられているんです。

なので所有者はこのプロジェクトを発展させるために様々な派生作品やプロジェクトを立ち上げました。

最初に見せましたがこのテキストNFTの名前はバッグ、そして武器や防具が書かれています。

武器や防具があるなら他は何が必要でしょうか?それを装備するキャラクターや動き回る世界、そこで使う通貨など他にも色々必要ですよね。

なのでここからはそんな必要に応じて生まれた様々な派生プロジェクトの中からいくつかご紹介します。

Role:キャラクターの生成

Roleはbagの所有者がキャラクターを生成することを可能にしてくれるプロジェクトです。

性別や人種、職業、体力や器用さなどのパラメーターを自分で決められるようですね。

このプロジェクトは武器や防具があっても、装備する対象がいないのでは仕方ないので重要といえるでしょう。

その分キャラクター生成に関してはこれ以外のプロジェクトが多数動いているようです。ドット絵のキャラクターをつくれるプロジェクトとかありますよ。


Loot chracterより引用
bag#1455
武器シミター
シャツ
竜の王冠
サッシュ
復讐のささやき
ガントレット
ペンダント
指輪プラチナの指輪

Roleとは別のプロジェクトですがBagの装備にリンクしたドットのキャラクターが生成できるものがあります。

試しににbag#1455のキャラを作ってみました。ランダムで色々作れるので、気になる方は写真引用リンクより飛んでやってみると面白いかもしれません。「Random」のボタンで作れます。

Adventure Gold:通貨の作成

武器と防具を装備した冒険者が活躍する世界には通貨が欠かせません。

Adventure Goldは今後作られるであろうLootの世界における通貨を作成するプロジェクトです。

通貨名はAGLD、このプロジェクトがスタートした9月にbagの所有者は10000ドルのAGLDをもらえたようです。

AGLDの価値は初期は7ドル前後だったらしいので700万円もらえたというわけですね。現在は少し落ち着いているようですが。

今後Lootが発展していけば価値が上昇することもあるかもしれません。

いずれにしろ最初は装備のテキストだけのNFTでしたが通貨が新たに作られるまで発展したことは驚くべきことですね。

Realm:土地の作成

OpenSeaより引用

装備を整えた冒険者にはもちろん冒険する場所が必要です。

RealmはLootに場所の概念を与えたプロジェクトで、具体的にはbagの所有者に写真のような土地のNFTが与えられたのです。

bagの所有者全員分なので8000のRealmが現在OpenSeaに存在しています。

それぞれRealmにも特性があり、金や銀が取れるrealmや、ルビーが取れるrealmなど様々です。

加えてこれらのrealmは16の勢力に分けられています、1勢力50のrealmを管理しているということですね。

今後仮想空間で16の勢力が土地や資源をめぐり争うようなゲームが楽しめるのでしょうか?

Synthetic Loot:バッグ/キャラの作成

少しおまけ的な立ち位置で紹介させてください。

Synthetic Lootは自身のイーサリアムのアドレスに応じたバッグ、キャラが手に入るプロジェクトです。

Lootのメインは最初にお見せしたテキストNFTですが、それだと需要が増えても8000しかないので参加のハードルが高いですよね。

そのためにSynthetic Loot(sloot)はじめ、お手軽にバッグをつくるプロジェクトがいくつかあります。

このslootはMintもなにも必要のなくイーサリアムのアカウントがあれば手軽に作れます。

なので私も作ってみました。NFTとかでないですよ、お遊びみたいなものです。

これが私のLootです。結構かわいいですね、弱そうですが。

me
武器骨の杖
聖なる胸当て
リネンのフード
メッキのベルト
ビトリオールの靴
鉄のグローブ
ネックレス
指輪銀の指輪

武器が明らかに弱そうですね、骨の杖て。頭のリネンのフードがまた序盤にやられるモブ感を演出しています。

MetaMaskのアカウントがあれば簡単に作れるので皆さんも試してはいかがですか?

公式サイトのこの画像の下にView your SLootのボタンがあるので、そこをクリックします。

遷移あとのページ右上のConect walletをクリックすればあなたのLootが生成されます。

強そうなキャラが生成されるかもしれませんよ。

まとめ

Lootについて
  • テキストのみのNFTであり、その後の展開はNFTホルダーに委ねられている
  • キャラの作成や通貨など様々な派生プロジェクトが進行している

編集後記

いくら紹介してもしきれないので今回はこの程度ですが、Lootから派生したプロジェクトは合計80以上あるようです。

最初はただのテキストだったなんて信じられませんよね。

テキストだけ用意してあとはみんなで作ってくれなんて、「分散型」というワードをよく聞くクリプト界隈ですがそれを体現したようなプロジェクトだと思います。

だってコレクターに丸投げですからね。

この成功に続けと色々なテキストNFTが生み出されまくっているようですが、Lootほど拡張されていくことはあるのでしょうか。

私の考える最終形はLootという仮想空間の中で、プレイヤーが16の勢力に分かれて資源や土地を奪い合うPlay-to-earnの構築だと思うんですがどうなんでしょうか。

実現するのかなぁ、結構懐疑的です。今後の展開に注目ですね。

以上ご覧いただきありがとうございました!

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