イーサリアムの長期保有を考えており、どうせならステーキングをしてみようかな?とお思いではないでしょうか。
今回は実際にバイナンスでイーサリアムのステーキングしている私がその方法とリスクについてご紹介します。
イーサリアムのステーキングをしようか迷っている方の助けになれれば幸いです。
イーサリアムステーキングサービス一覧

現在イーサリアムのステーキングサービスを提供している取引所として有名どころは上記の7社です。
残念ながら2022年1月現在国内取引所でのサービスの提供はありません。
引用した表ではRATINGとして星がついていますが、これは英語ネイティブの方々の評価であるため参考にはなりません。
結論日本人がイーサリアムのステーキングをしようと思ったら、現状バイナンス1択といっても過言ではないでしょう。
その理由としては
表ではバイナンスの最低額は0.1ETHとなっていますが、現在0.0001ETHから可能になっています。
この3点でとくに日本語の情報が多いことが最大の理由です。
そもそもステーキングに限った話ではなく上記7個のうちバイナンス以外を使用している日本人は極少数だと思います。
ではつぎにバイナンスでのイーサリアムのステーキング方法をご紹介しましょう。
バイナンスでのイーサリアムステーキング方法
バイナンスでのイーサリアムのステーキング方法を画像付きで解説します。
バイナンスの上部のメニューから「収益」を選び、その中の一番上の「バイナンスアーニング」を選択します。
「バイナンスアーン」のページに遷移すると思います、下にスクロールするとETH2.0ステーキングが現れますので選択しましょう。

下へスクロール後

バイナンスステーキングETH2.0のページに移りますので、今すぐステークを押します。

ステーキング金額を記入し、同意のチェックボックスをチェックして確認ボタンを押します。

3つほどリスクの確認などのチェックボックスが現れるのでそこにもチェックし確認を押します。

この画面が出たらステーキング成功です!

ステーキングの確認
では実際にステーキングできているか確認してみましょう!
バイナンスステーキングETH2.0のページで右側の配布記録をクリックしてみましょう。

ETHのステーキングと利息の確認ができます。ステークで「ステータス」が成功になっているはずです。

ステークの部分を「配布」に変更すれば毎日ETHが振り込まれますのでその履歴が見られます。
約2日後から配布されるので楽しみに待ちましょう!
イーサリアムのステーキングの注意点
ステーキングの際のチェックボックスにも確認がありましたよね?これがETHのステーキングで最も気を付ける点です。
というのも現在イーサリアムはステーキングができるETH2.0にアップデートされている最中で、完全にETH2.0に変わったわけではないのです。
そのため完全にETH2.0にアップデートされるまでは現金化できないということですね。
懸念点としてバイナンスは最大2年と記載がありますが、イーサリアムのアップデートは何回か延期されている過去があります。
2年という期間をうのみにしない方が賢明で、年単位で保持を考えている人向けのサービスといえます。
年単位でイーサリアムの保持を考えている、イーサリアムの将来性に期待している人
いくつかの仮想通貨はイーサリアムキラーとして注目を浴びているものもあり、今後イーサリアムがどの程度人気を博すのかは不明です。
比較的リスクは高い部類だと思いますので判断は慎重に!
イーサリアムステーキング結果!

0.9266ETH(35万円)をステーキングに出してみました。(1ETH=38万円計算)
株の配当金とは違ってイーサリアムのステーキング報酬は毎日配布されるんです。

ステーキング2日後に0.00011298ETH(43円)が配布されていました!
少額ですが毎日目に見える形で配布されるのはなんだかうれしいですね。
2022年1月現在ETH2.0ステーキングのAPY(年収率)は5.2%とされています。
APYの詳しい説明は省きますが、簡潔に言うと1ETHステーキングすると1年後に1.052ETHになっているということです。
ステーキングのコイン数が増えるにしたがってAPYは減少していきますが、私の場合は約0.048276ETH(19000円)を1年でもらえるということですね。
国内取引所でイーサリアムのステーキングが始まるのはいつ?
コインチェックやビットフライヤーなどの国内取引所でイーサリアムのステーキングサービスが開始されるのはいつになるのでしょうか?
予想ですがETH2.0のアップデートが完全に終了するまで開始されることはないと思われるので、早くても2023年になるでしょう。
この時期に関してはイーサリアムのアップデートがどのぐらいのスピードで行われるかに依存しています。
そこで公式が発表しているイーサリアムのアップデートのロードマップを見ていきましょう!
イーサリアム2.0アップデートロードマップ
The Beacon Chain
PoW方式からPoS方式に移行開始、既存のPoWとPoSの並列運用

イーサリアム2.0のアップデートの最初は「ビーコンチェイン」と呼ばれます。
PoS方式が導入されたのでバイナンスをはじめとしたいくつかのサービスで、ステーキングによって利息の得られるシステム(PoS方式)が提供されました。
前述しましたが、導入初期であるためステーキングしたイーサリアムを引き出せないという欠点があります。
PoW方式(高性能なPCでマイニングする方法)との併用運用であるので、マイナーはイーサリアムを選択することはできます。
The merge
PoS方式への完全移行、PoW方式の廃止

STEP1の「ビーコンチェイン」がイーサリアムのメインネットに「マージ」されるのでPoW方式でのマイニングができなくなります。
32ETH(1200万円)以上で公式のステーキングサービスを利用している人はステーキングしたETHを引き出すことができるようになります。(公式のステーキングサービスの最低額は1200万円!)
PoS方式へ完全に移行するので、PoW方式での「大量の電力消費による環境への悪影響」という批判を回避できることになります。
Shard chains
スケーラビリティ問題解決のためのシャーディングの実装、ETH2.0への完全アップデート

「シャーディング」によって処理能力が低くガス代が高騰するスケーラビリティ問題が解消されます。
このステップをもってETH2.0へのアップデートが完全に完了したことになり、このタイミングでバイナンスでステーキングしたイーサリアムが現金に戻せるようになります。
このアップデートはイーサリアムの大きな分岐点であるので、この時には国内取引所でもステーキングサービスが提供されていることでしょう。
まとめ
- 「情報の多さ」と「手数料の安さ」からイーサリアムのステーキングはバイナンスがおすすめ
- ステーキングしたイーサリアムは2年は現金に戻せない
イーサリアムを長期保有したいと考えている方はやってみてもいいかもしれませんが、数ある金融サービスの中でもリスクは高い方だと思ってよさそうです。
何回も書きましたが2年は現金戻せないのでそこは注意が必要ですね。
この仮想通貨の将来性に期待しているひと、ステーキングのやり方を知りたい人の助けになれたなら幸いです。
以上ご覧いただきありがとうございました。
コメント