グーグルの一人勝ちにになっているWebブラウザー分野ですが、その中でもBraveというブラウザの評価が徐々に高まっていることをご存じですか?
本記事ではBraveの機能やメリット、デメリットをご紹介します。
使い慣れているWebブラウザをわざわざ変更してまで使う意義はあるのか、気になると思いませんか?
スマホ購入時のデフォルトのWebブラウザを使用している方は知らぬ間に搾取されているのかもしれませんよ。
Braveとは
BraveとはGoogle choromeやMicrosoft Edgeといったような、インターネット上の情報を閲覧するときに使うソフトウェアであるWebブラウザの1つです。
普段自分が何のブラウザを使って知りたいことを検索しているのかご存じですか?
ちなみにシェアの35%がGoogleの提供しているChromeになり、例えばIphoneを購入した時デフォルトで設定されているものはSafariです。

ここには今回紹介するbraveは新しいサービスがゆえにランキング入りしていませんが、近年急激に利用者数が増えてきているブラウザです。
というのもBraveの最大の特徴として広告が排除できること、広告視聴する場合は仮想通貨(BAT)を獲得できることがあげられます。
メリット・安全性
- 広告主に情報が洩れずプライバシーが守られる(そもそも広告をオフにできる)
- 広告を見ると仮想通貨が手に入る
- 広告の出方は通知として表示され数秒後に消える方式で、検索の邪魔になりにくい
広告主に情報が洩れずプライバシーが守られる(そもそも広告をオフにできる)
ネットサーフィン中にふとあまり興味のないワードを検索したら、その後それに関連する商品がやたらおすすめされるようになった、という経験をした方は多いのではないでしょうか?
これはつまり広告主側に自分の検索状況などを知られてしまっているということに他なりません。
Braveではそもそも広告をオフにでき、広告自体自身が操作しているデバイス上でマッチングされるシステムなようで広告元に情報が漏れることが心配がありません。
あ、あと大事なことですがYoutube Premiumに入っていなくてもBraveでYouTubeを視聴すれば広告は入りませんよ!
広告を見ると仮想通貨が手に入る
広告を有りの設定にした場合、広告を見せられた分だけ仮想通貨(BAT)を獲得できます。

これはホーム画面の一部を切り取ったものですが1か月後公開の映画の広告が張られていて、右上に0.088BATとありますよね?
0.088BATは今日1日で私がネットサーフィンしていて見せられた広告分で、約10円(レート100円/BAT計算で)入ってきています。本当は1か月分ですが導入1日目の画像を使っているため1日分です。
例えばこの映画の広告のあるホーム画面を見ただけでも1円分くらいの仮想通貨が手に入るわけです。
月に稼げるお金でいったら300円ぽっちなのですが、広告を見せられている分お金が入っていると考えたらお得に思いませんか?
広告の出方は通知として表示され数秒後に消える方式で、検索の邪魔になりにくい
広告がたくさん貼られすぎていて目的の情報が見えづらいといった経験をした方も知るかもしれません。
Braveの広告は通知式で記事に重なったりすることがなく、また1時間あたりに表示される広告の量も自身で決められるのでストレスがありません。
デメリット・危険性
デメリット
Braveを利用する上でのデメリットなのですが、大きな欠点は現時点(2021年11月)では2つあります。
1つ目はスマホではBATが貯められないということです。ダウンロードして検索したり、YouTubeも広告なしで見れますがBATはたまりません。
2つ目は検索エンジンのあいまい検索機能が弱いということです。1か月間PCでBraveを使ってみましたがしっかりとキーワード入力しないと欲しい情報が出てきません。これ割と致命的な欠点なんですよ。
まだβ版なので改善に期待したいところです、それ以外は不満はないので。
後は人によるところですが強いて言うなら
- 使い慣れたブラウザから変更するため違和感、使いにくさを感じる可能性
- 広告が削除されているのでサイトに不自然な空白があったりする
- ブロガー、アフィリエイター、動画クリエイターの収益減少の可能性
これぐらいでしょうか。
上二つは個人的な好みの問題だと思うので何とも言えませんね。
クリエイターの収入減に関してはそうならない仕組みが構築されているようですが、可能性は高いように思います。まぁユーザーオンリーの人には関係のない話です。
危険性
新しいものを使うときはその危険性が気になりますよね?ここまであまりにもユーザーにとって有利なことしか書いてないと思うので。
しかしこのブラウザは名も知らぬベンチャー企業とかが開発したわけでなく、一番最初に紹介したブラウザシェアで7位につけているFirefoxを作った人が指揮を執っています。
まだβ版ですので将来何が起きるのかはわからないですが、現状危険性に関して論じている記事はみつかりませんでした。
その逆で目に見えず自然に作動しているトラッカーを排除し、ユーザーのプライバシーを守っているという点でむしろ安全といえでしょう。
公式サイトが言及している危険性はどのブラウザでも共通して言えることですが拡張機能に関してです。
拡張機能とはユーザー自身でブラウザを使いやすくするために好きな機能を追加できることで、中にはユーザーの情報を抜き取ったりする悪質なものが存在します。
しかしこれはブラウザの危険性云々より個人が気を付けるほかありません。
今後の展望
もしこのブラウザがグーグルからシェアを奪うようなことになれば、もらえる仮想通貨BATの価値は上がるかもしれません。
国内の取引所で円をBATに変えられるので自身がある方は購入してみてはいかがでしょうか?
しかしBATはイーサリアムを技術基盤としているので、ハッキングでETHが52億円分が盗まれたDAO事件のようなこともこれから起こらないとも断言できませんので、あくまで自己責任で。
以上ご覧いただきありがとうございました。
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